年収400万円で貯金できないのは普通?【30代子育て世帯の平均貯金額と対策】
🕒 読了目安: 3分 🔄 最終更新: 2024年3月
「年収400万円で貯金できない…」と不安になるかもしれませんが、珍しくありません。30代子育て世帯で貯金ゼロの家庭は一定数存在します。しかし、放置すると将来の教育費や老後資金で家計が破綻しかねません。本記事では同世代の平均貯金額データと、確実に貯金体質へ変わる改善ロードマップを解説します。
この記事のポイント
- 30代の「貯金ゼロ(資産非保有)」の家庭はじつは2割以上いる。
- 年収400万円で貯金できない一番の理由は「固定費の圧迫」にある。
- 気合・根性に頼らない、仕組みで貯める改善ロードマップを解説。
1 年収400万円世帯の平均貯金額データ(30代子育て世帯)
「周りの家庭はしっかり貯金してるのに、うちは全然お金が貯まらない…」と落ち込んでいませんか?金融広報中央委員会の調査によると、30代の2人以上世帯のうち、約23%が「金融資産非保有(=貯金ゼロ)」というデータがあります。
また、貯金がある世帯を含めた中央値(データを小さい順に並べたときに真ん中にくる値)は200万円程度です。「何千万円もあるのが普通」ではなく、実際には多くの30代子育て世帯がカツカツの状態で生活を維持しているのが現実です。
30代子育て世帯の生活費平均でも解説していますが、年収400万円(月々の手取り約26万円)で平均的な消費生活を送っていれば、赤字スレスレになるのが日本社会の構造的なハードルです。
2 年収400万で貯金できない5つの原因とは
努力が足りないからではなく、構造的な「お金が逃げる仕組み」に陥っているケースがほとんどです。代表的な5つの原因をチェックしてみましょう。
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固定費が手取りの50%以上を占めている
家賃、保険、スマホ代の3大固定費だけで給料の半分以上が消えると、食費などの変動費を少し削ったくらいでは貯金は増えません。固定費見直しの順番が重要です。
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「余ったお金を貯めよう」としている
貯金できる人の鉄則は「先取り貯蓄」です。お給料が入った瞬間に別の口座へ移さない限り、人間は必ず「あるだけ使ってしまう」生き物です。
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スマホ料金を大手キャリアで払い続けている
格安SIMの節約効果を知らず、夫婦で毎月約16,000円などを払い続けているパターンです。
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不安だからと過剰に保険へ入っている
医療保険や学資保険などで月数万円引かれていると、手元に現金が残りません。
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サブスクリプションを放置している
動画配信サービスなどに加入したまま、1ヶ月以上見ていない「チリツモ出費」が重なっています。
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3 確実に貯まる家計へ!改善ロードマップ
貯金体質になるためのステップはシンプルです。気合の節約(食費などを削る)は最後に回し、仕組みを変えることから始めます。
現状の「お金の流れ」の見える化
何にいくら使っているのか、客観的・数値的に把握します(= 家計スコア診断の活用)。
手間がかかるが効果が大きいものを見直す
通信費の格安SIMへの乗り換えや、不要な保険の解約を行います。これらは一度実行すれば毎月ずっと節約効果が続きます。
浮いたお金を「先取り貯蓄」に回す
毎月の自動引き落とし設定をし、なかったものとして生活します。
4 まずは最初の一歩を踏み出そう
どこから手をつけて良いか分からない場合は、「あなたの家計のどこに、一番大きな改善余地が眠っているか」を知る必要があります。
5 データの出典
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」
- 厚生労働省「国民生活基礎調査」
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